2016年09月22日

サラリーマン20万円まで所得税申告免除の制度は、確定申告するとボツになる

一か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人は、確定申告をしなければなりません。
これは、裏返せば20万円までであれば確定申告しなくてもよい、となります。
しなくてもよい、なので、しても構いませんよ、です。

いったいどんなときに確定申告したくなるのか?を考えると、
例えば確定申告したら税金還付、つまり納めた税金が戻ってくる場合です。
医療費の控除で税金が還付されるとか、持家を売ったら買った値段より下がった場合なども税金還付という甘い汁が吸えました。私はかつてそのようなときに税務署に出掛けました。

ところが、そんな甘い汁を吸いに税務署で確定申告すると「給与の他に何か所得はありませんでしたか?」と聞かれます。
でも、サラリーマンは20万円までのその他の所得があったとしても申告する必要ないから・・・と、うっかり「ありますよ、でも19万円です。FXで儲けたんでね。でもそれ申告しなくていいんでしょ、だって20万円にならないもん」は通りません。

これが通るのは、たとえ税金還付などの甘い汁があったとしても我慢して確定申告しなかったらのはなしです。一旦確定申告した日には、甘い汁も苦い汁も全部そこで吐き出さなければならない、つまり控除も所得も全部申告しなければならないのです。隠していたら、見つかったら脱税になります。

でも、甘い汁が何も無いなら、20万円までの給与所得(退職所得も含めて)以外の所得はいちいち税務署に行って税金納付しなくても構いませんよ、となっています。

念のために、
1.給与所得があるとは、その年1年中会社に勤務していなくても、短くとも年内に給与所得を得た期間があればいいとのことです。だから会社を途中で辞めても有効です。
2.サラリーマンには「年末調整」があり、これが確定申告の代わりになっていますが、年末調整しても20万円の申告免除は可能だそうです。
これらは、とある青色申告会で質問してそう回答されたのでメモして帰ってきました。

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