2016年06月15日

なーんだ!厚生年金は65歳以降の支給部分でなければ繰り下げできない

私は昭和33年生まれ、なので年金は63歳から支給開始です。しかし63歳と64歳で受け取れるのは「厚生年金の特別支給部分」というものです。

これは65歳から支給される年金本体ではなくて、もっと少ない額の「特別支給」で、過去から巷で「たいへんだ!!」と騒がれている「年金支給開始65歳から」とは、まさに「特別支給の部分が段階的に無くなって本体だけになる」という意味です。厚生年金に入っていない国民年金一本槍の、たとえば自営業の人はこの騒ぎに関係なく、もともと65歳から支給開始でした。

私の場合63歳から受け取れる「厚生年金の特別支給部分」を65歳から支給に「繰り下げ」をして年額を増やした年金を受け取る魂胆でしたが・・・それはできない相談だったのでした。

知らなかった!!・・・
年金はどれも繰り上げや繰り下げができ、繰り上げると年額が減る、繰り下げると年額が上がる、とばかり思っていましたが、これは65際から支給される年金の「本体部分」だけのはなしでした。

この件についての日本年金機構の回答は簡単、以下のリンクに書いてあります。
↓↓↓
「厚生年金の特別支給部分の繰り下げ申し出はできない」

念のため電話で質問したら、もう少し詳しい補足が聞けました。
1.いわゆる「繰り下げ」はできませんが、60歳から64歳にかけて受け取る特別支給の厚生年金を65歳に「まとめて受け取る」ことはできます。ということでした。ただしこの場合は65歳受け取りの年金額が相当大きな数字になるから単年での所得税額が大きくなり、それに連動する住民税も国民健康保険料も大きくハネ上がってしまいます。なのでよほどの事情が無い限り、特別支給の厚生年金だけ65歳に受け取ることはメリットが無いでしょう。

2.繰り上げ、つまり私の場合で言うと63歳から支給分を60歳から受け取ることについての結論は「特別支給の厚生年金だけを繰り上げるのはできません」。もしやるとしたら、65歳以降に支給予定の年金本体もろとも繰り上げればできますが、その場合は支給される年額が減ってしまうことを承知した上でやらなければなりません。

ということでした。

ちなみに私は特別支給の厚生年金の年額は約100万円です。
しかしながら65歳未満の公的年金控除額は70万円(65歳以降は120万円に増える)なので30万円ほど雑所得額が増えます。他に収入が無いならこれは基礎控除の38万円で消えて所得税かかりませんが、私の場合は個人年金の受け取りがあるため(これは雑所得となります)それと合算しなければなりません。幸い他の控除があるため所得税額は大して増えませんが、国民健康保険料だけは63歳と64歳の期間だけはかなり増えてしまうことが懸念されます。

なお「厚生年金は65歳以降の支給部分でなければ繰り下げできない」についての参考になるサイトは下記リンク先です。
↓↓↓
マネーの達人【年金の誤解】へのリンク

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posted by 大庭夏男 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 退職後の「お役立ち」 | 更新情報をチェックする


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