2015年02月24日

男が死ぬとき、妻に「寡婦控除」を忘れるなよ!と、声かけたい

リタイアネタからやや脱線気味ではありますが、
今日は「寡婦控除(かふこうじょ)」というのを話題にしたいと思います。

「これからリタイアメント生活をエンジョイするぞ!」と意気込む世代にはあまり関係ない寡婦控除ですが、その意気込みが歳とともに減少し、最期にベッドの上で自分の天国行きの発車時刻が気になる頃になると、後からくる妻の生活が「大丈夫なんだろか?」と不安が頭を過ります。

そんなとき「寡婦控除があるんだよ」と、思い出してください。
寡婦控除は旦那に先立たれて再婚しない女性のために税金を安くする、ありがたい、暖かい制度なのです。ただ「そんな控除あるなんて知らんかった!」になりがちな、知る人ぞ知る、隠れた控除でもあるのです。
もっと詳しくは以下のサイトが役にたちます。
↓↓↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/14652/

その控除額なんと27万円。
寡婦控除の他にもっと控除金額が大きい特別寡婦控除もありますが、人生の晩年に使えるのは27万円の方だと思います。この寡婦控除が役立つ女性は、今までよりもこれからの方が増えるでしょう。だから知っておいてください!

なぜこれからの方が増えそうなのか?
共稼ぎ夫婦が増えるだろうからです。共稼ぎした結果女性にも厚生年金が支給されるようになり、その状態で旦那が先に天国行になると、残った女性に適用される“税金がかからない”遺族年金支給は専業主婦の場合よりグッと少なくなるか、まったく無くなって自分の厚生年金だけで暮らすことになりがちです。だから所得税が出てしまうことに・・・そこに寡婦控除の出番がやってきます。

寡婦控除を使わないと所得税が発生する年金額になっても、さらに27万円を控除できるようになるから、おそらく年額200万円程度までの厚生年金あるいは個人年金が混ざっていても所得税を出さないようにできる可能性が出てきます。

所得税が出なければ住民税も出ません。国民健康保険料も格安です!
だから最期のベッドに着いた旦那は「おまえ!いままでありがとう!俺が死んだ後の年金確定申告には寡婦控除を忘れず適用しろよ!」と言ってあげてください。きっと奥様は旦那様の手をしっかり握りしめ「そうするわ♪」と言ってくれるでしょう。

なお蛇足ながら男にも寡夫控除(かふこうじょ)という同じ発音の控除が存在しますが、上述のリンク先を読むと分かるように、妻に先立たれた老齢な男には、まず使えません。
男は妻に先立たれても自分の年金からもせっせと国に税金を貢がなければならないということです。

まったく、男はつらいよ!
タグ:寡婦控除

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 退職後の「お役立ち」 | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

国民年金は2年前納が断然得!アーリーリタイアメントと自営業者は是非検討を!

60歳までに会社を辞めて個人事業主となった人と、アーリーリタイアメント、これらの人は少なくとも60歳直前まで、国民年金保険料を払うことになります。
どうせ払わなければならない保険料なら、なるべく割引率の良い支払い方が得策。

そのためのひとつの方法として2年前納制度があります。

国民年金保険料の2年前納を手続きする期限は、毎年2月末日まで。今年の期限はもうすぐです!
とりあえず、詳しい説明は下記の日本年金機構のサイトをご覧ください。
↓↓↓
http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-03.html

割引額は毎月支払いに比べ、2年で14800円!
夫婦二人分ではその倍になるから、年あたり約1万5千円近くの割引です。これは無視することはないでしょう。


しかしながら・・・
気になることもあります。

気になることは・・・
その1 社会保健控除も2年毎になってしまうのか?
毎年収入があれば確定申告する必要もあるでしょう。その際に年金保険料は払った額が控除できます。これが2年前納になったら、2年ごとにしか控除ができないのか?
もしそうだとしたら、1年毎に所得税、住民税、国民健康保険料が多くなってしまうのでしょうか?
結論は、2年前納でも、毎年の支払額分相当は、毎年に分けて控除が効くようにできるそうです。
↓↓↓
https://www.nta.go.jp/gensen/nenkin_zennou/index.htm
ただし控除証明書を取得する必要はあります。

その2 60歳が近づくと最後の支払はどうなるの?
2年前納手続きはタイミングによって、最後の引き落としが60歳まで1年未満となる場合もあります。この場合最後の引き落としは年度初めから誕生日の1日前のさらに1ヵ月前までの月割り計算額が最後に引き落とされるそうです。これは電話で聞いたらそう教えてくれました。ちなみに割引率は2年前納割引率は最後の引き落としには適用されず、月割りに該当する割引率になってしまうということでした。

その3 60歳以降に国民年金に任意加入する場合は2年前納が自動延長できるの?
これも電話で聞いたところ答えは「自動延長はしません。一旦60歳までの強制加入期間終了で切れます」ということでした。
任意加入する場合は、あたらめて60歳の誕生日を過ぎてから、市町村役場の年金窓口で任意加入手続きをして、その後にまた2年前納を再度手続きしなおさなければなりません。という答えでした。

アラフィフ過ぎてアーリーリタイアや自営業者になると60歳が目前になっていますから、あまり大きく2年前納の恩恵にあずかることはできないでしょうけど、年に夫婦で1万5千円に迫るお金が懐に残るのはありがたいことです。

ただ・・・
2年前納は銀行口座からの引き落とししか対応していません。クレジットカード引き落としは1年前納しかありません。ここが悩ましい!!
もしかして??クレジットカードで1年前納すると、カードによっては結構大きなポイントになることもあるらしい。
だから銀行口座引き落としで2年前納した方が得か?カード払いで1年前納で攻める方が得か?得に最後の支払が1年程度になってしまう場合で、私ども夫婦のようにもう2年前納できることが1回程度の場合は・・・ホント悩ましい。計算すると頭が痛くなりそうです。

ま、とりあえず、銀行口座引き落としで2年前納をする場合は、こう手続します。
(1)地元の年金事務所に行って「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書」というのをもらい、そこへ基礎年金番号と名前や住所などと引き落としする口座情報を記入し、年金事務所に提出するか、郵送します。これを2月末日までに完了させたらOK

国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書は日本年金機構のサイトからダウンロードすることもできます。

http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-04.files/0000029056TT7T6ExfFz.pdf

また、すでに1年前納で口座引き落としから、2年前納に変更する場合も、まったく同じ書き方で記入して提出するそうです。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 退職後の「お役立ち」 | 更新情報をチェックする


大庭夏男の著作

アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。


大庭夏男のeBook


リタイヤメントのための知的生活

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


セミリタイヤになるために

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順

by 大庭夏男 【無料図書】
forkN